不確実性の時代

 久しぶりの更新です。今年も恒例の世界経営者会議に参加してきました。今回のテーマは「勝ち抜く企業の条件 ~不確実性を超えて~」でした。今回は日本電産の永守会長のお話を楽しみにして参加しましたが、期待通りの方でした。昨年のニトリ家具の似鳥会長もそうでしたが、創業者は自分自身で苦労して会社を作り上げてきた歴史の重みなのか責任の重みなのか、その発想力と行動力と意志の強さには感銘を受けました。そして言葉はカリスマ性があり、強く、説得力のあるものでした。おかげで今回も元気をもらうことができました。そんな中、アメリカ大統領がトランプ氏に決まったという報道もなされ、まさにテーマのごとく「不確実性の時代ですね」という話で会場は盛り上がっていました。

 不確実性というと、今年はアメリカの大統領選のみならずイギリスのEU離脱がありました。これも事前予測とは違った結果になり、あわせて世界経済は大いに影響を受けそうです。グローバルからナショナリズムへといった流れがあるのかもしれません。そして北海道に関係した嬉しい不確実性としては、日ハムのリーグ優勝がありました。一時11.5ゲーム差があり、ソフトバンク優勝確実といわれていたのに、大逆転勝利でしたね。残念な不確実性としては、8月に台風が3度も北海道に上陸して大きな被害にあったということがありました。被災された方々にはお気の毒と思います。当社の社員も災害復旧に関する仕事に従事して、北海道のために日々頑張っているところです。

 このように近年は良くも悪くも不確実性が高まってきているということですので、さまざまなことに対応できる企業体力の強化を図っていかなければならないと思っています。一方、自身の身体改造計画をたて半年が経過しましたが、なかなか結果がでていません。ここは確実に結果にコミットするライザップかと思いつつもそのままになっており、こんな行動力ではまだまだ不確実性を乗り越えられないのではと自戒しているところです。