一見無意味な物の正体がわかる仕事かもしれません

私の所属する「河川環境部」では、河川・砂防の計画、設計業務を中心に、浸水想定や護岸設計、環境調査などの業務を行っています。私はその中で「河道計画」を主に担当しております。

具体的に「河道計画」の業務内容を説明しますと、単に「川を改修する」と言っても、簡単には実施することはできません。そもそも費用対効果（コストに見合った経済効果が得られるか）はあるのか、どの程度の規模で改修するのか、支川ならば本川の計画に支障がでないかどうか、配慮すべき環境は…と考えるべきことがたくさんあります。これら内容について比較・検討を行い、計画を立案するのが「河川計画」の主な内容になります。　※チームで一つの計画をつくりあげていきます。

この計画があって初めて川の設計、構造物の設計ができますので、0から1を生み出す業務だと私は感じており、またそれがやりがいにつながっています。この話を聞くとずっとデスクワークなのかと思われるかも知れませんが、現地調査に行く機会も結構あります（平均月に1～3回くらい？）。

あまり大きな声で言えませんが、土木学科の大学を卒業したはいいものの、ほとんど忘れた状態で入社しましたが、「土木学科卒業したんでしょ？じゃあこれ頼むね」みたいなことはなく、基礎から学ぶ時間がありました。ですので、未学習者、私のように忘れてしまった人でも問題ありませんので、安心してください。

0から1を作り出す業務をしてみたい、適度に外に出たい、という方は、ぜひ河川環境部へお越しください。