技術第1部 河川砂防環境G 林香名

北海道の貴重な動植物を保全していける仕事です

技術第1部 河川砂防環境グループ

 林 香名(平成27年度 入社)

1.仕事内容

私は「河川砂防環境グループ」の中で主に「環境」の仕事を担当しています。入社して3年目となりますが、これまでに、札幌市内での河畔林の調査から利尻島での植物の移植調査など、様々な環境調査に携わりました。仕事の内容は現地調査だけではなく、調査を行う前の調査計画の立案から調査実施後の結果整理、保全対策の提案、報告書の作成まで、一連の流れ全てを行っています。作業着を着て藪の中を歩くこともあれば、スーツを着て発注者のもとで打合せをすることもあり、多様な能力が求められる仕事であると改めて感じています。

2.志望動機

学生時代、川の中の水草を研究材料に、生態系の保全や流域の保全について研究をしていました。そのため、環境の保全に関わる仕事や、学んできた事が生かせる仕事に就きたいと思っていました。
生まれも育ちも出身大学も本州の私ですが、大学生時代に北海道で研究をしていた際に、北海道の大自然を目の当たりにし、本州には無い魅力を感じました。このことがきっかけで、北海道をフィールドに仕事をしてみたいと思うようになり、弊社を志望いたしました。

3.やりがい・夢

社会インフラが整備される中、そのような人間活動との折り合いを付けながら、北海道の貴重な動植物を保全していける仕事であるという所にやりがいを感じます。しかし、まだまだ知識や経験が足りず、今は上司や先輩に指導を受けながら、自信を持って仕事をこなせる技術者になるため日々仕事に励んでいます。

また、仕事では道内各地へ出張する事があるため、行った先で各地の美味しいモノを食べることも、楽しみのうちの一つです。

4.メッセージ

私は学生時代から主に環境分野を学んできたため、入社した時には土木や設計、構造物などの知識はほぼありませんでした(今も勉強中です)。しかし仕事を通じて、土木などの基礎知識や考え方を学び、入社2年目で技術士補(建設部門)の試験に合格する事ができました。
職場は、若手社員も多く、切磋琢磨しながら、たまに飲み会を開いてリフレッシュしながら、毎日元気に仕事をしています。