癒された古い町並みと地域おこしのB級グルメ

5月下旬、岩手と青森に出張してきました。青森での昼食は黒石市のB級ご当地グルメ「つゆやきそば」をいただきました。焼きそばにかけるつゆは、各店舗で独自のものを使っているそうですが、この店ではそばつゆを投入しているようです。焼きそばの濃口とは違い、かすかにソースの味がする、そばつゆベースの太麺ラーメンのようです(グルメ表現は難しい)。この味は十分いけます。また隣の席では3人のおばあちゃんが楽しそうに会話していましたが、ほとんど理解できず、青森を実感できました。
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お店は日本の道百選に選ばれた「こみせ通り」に面していました。こみせ通りの特徴は、日差しや吹雪から人を守るアーケードがあることだそうです。この通りがなんとも風情ある景色で、100m程度と短いのですが歩いてみました。当日はとても暑い日でしたが、アーケードは日陰効果に加えて、柱や建物の長い年月を経た木肌がより一層の涼しさ感じさせてくれました。しかしこの風情ある町並みと、町おこしのB級グルメ「つゆやきそば」のイメージがどうもマッチしない気がするのは私だけでしょうか。私の年代は古いものと新しいものマッチングする役目を担っているのでしょうが、古いもののほうに心を癒されるようになったのは、私自身はそちら側に入ってきたということでしょうね。
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