弘前大学を訪問しました

 先日、私の母校である弘前大学を訪問しました。
 私の卒業した地域環境工学科では、学生に建設業界をもっと知ってもらおうと、授業にOBが訪問して仕事内容を発表する取り組みが行われています。
 今回は、その取り組みの一環で、卒業生の中で建設コンサルタントに勤務している私が、パワーポイントで仕事内容を発表させていただきました。

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 卒業してから6年が経過して、学生時代の記憶も忘れかけていることもあり、資料の作成には頭を悩ませました。最近入社したばかりの社員の方などに協力していただき、学生目線での発表ができる様に試行錯誤しました。

 その甲斐もあって、発表中にうなずいてくれたり、問いかけに答えてくれたりする学生もいて、興味を持って話を聞いていただけたかなと思います。
 発表後に募ったアンケート結果によると、「建設コンサルタントの仕事内容を理解できた」と答えてくれた学生は100%、さらに多くの学生が「建設コンサルタントに興味を持った」と回答してくれました。この結果を見たときは、やって良かったと心から思いました。

 今回の発表が、建設業界を理解するだけでなく、学生の皆様の進路を決めるきっかけになってくれたら幸いです。
 また、今回の大学訪問は、自分自身の発表の経験になりましたし、社会人6年間を振り返る良い機会にもなりました。
 この様な機会を与えて下さった森先生、地域環境工学科の皆様、また協力していただいた会社の皆様、本当にありがとうございました。

 

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弘前駅前にて

 余談ですが、空いた時間を利用して少しばかり弘前市内を観光することができました。久しぶりに訪れた弘前の街は、私の学生時代と変わらない風景で、とても懐かしく感じました。
 次は、北海道新幹線を利用して桜咲く弘前に遊びに行こうと思います。

2015年12月1日

投稿者 麻生 直斗

【ひとこと】

【私はこんな仕事をしています】
 護岸や樋門・排水工など河川構造物の設計を担当しています。
 設計の仕事は、日常作業はパソコンを使って図面を描いたり、文章を書いたりと、デスクワークが主体となります。社外に出ることが少ないため、たまにある現場作業や出張が気分転換の場になっています。

【一番印象に残っている仕事】
 入社2年目に経験した河川災害復旧業務です。
 被災後の現地踏査では、荒れ果てた河道や崩落した道路を目の当たりにし、自然災害の脅威を肌で感じました。
 迅速な復旧対応が求められるため、仕事はとても忙しかったですが、他部署の方にも協力していただき社内一体となって仕事できた事は良い思い出になっています。
 また先日、この災害復旧業務で私が設計した構造物が施工されました。自分が設計した構造物が施工されるのは初めての経験でしたので、完成した護岸を見たときはとても嬉しかったです。

【私はこんなことに興味を持ってます】
 ここ数年、海釣りが趣味です。北海道を代表する鮭やホッケはもちろん、最近ではブリも釣りました。
 釣って楽しい、食べて美味しいのが海釣りの最大の魅力です。

【専門分野】護岸や樋門・排水工など河川構造物の設計を担当している

【保有資格】JABEEプログラム卒業(農業土木)、測量士補、河川点検士

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